我が家の犬は大好きなものが沢山あります。そのひとつはトイレットペーパーの芯です。
ほおり投げると、そのペーパーの芯を全速力で追いかけ、口にくわえて私の元に戻ってきます。
普通なら、「なげて、なげて!」とそれを渡してくれるところですが、我が家の犬はちょっと変わっています。
芯を口にくわえて持ってきてくれるのは嬉しいのですが、取ろうとすると「う~~」と唸り声が。
遊びたくて仕方ない様子ですが、同時に威嚇をしてくるのです。
たぶん大切にしているペーパーの芯を取られたくない様ですね。
私が「じゃ、もう遊ばないんだね!」と言うと、唸り声を発しながらペーパーの芯を私にコスリつけてきます。
やっぱり遊んで欲しいようで再び取ろうとすると、またもや同じ抵抗が続き・・・。
「どないしろっちゅうねん!」というツッコミも通じず、いつも通りの芯の取り合いになってしまいます。
犬はただ遊びたいだけで、人とのコミュニケーションも愛情表現の一環。
我が家では「犬は、飼い主に噛みつかない」というのは誤りで、
「飼い主は愛犬には手を上げられない」こちらが正解です。
愛犬の攻撃に「キャン!キャン!」と鳴き声を上げ、逃げ回る私。
傷だらけになる日々も悪くない、幸せな時間でした。
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