こんにちわ、これは愛犬”彼女”をはじめて我が家に迎えたときのお話です。
前回、ペットショップで出会った子犬を我が家に迎えることにしました。
退院したばかりの家族と一緒に目的のペットショップへと向かいます。
そして例の子犬との再会です。
私のことを覚えているのか、大きな瞳でジーッとこちらを見つめていました。
この子は生まれて80日くらい。
お父さんはパピヨン。
お母さんはポメラニアンだそうです。
この子を飼いたいと店員さんお願いしました。
そして店員さんから手続きの説明を受けているとき、妙なことに気づきました。
(アレッ!何かおかしい。)
考えるより先に声に出していました。
「この子の鳴き声、一度も聞いてないのですが?」
そうです、子犬ならチョットしたことでも騒ぎ立てワンワンと鳴くのが普通。
それがこの子は、人を黙って見つめているだけでワンともスンとも吠えません。
声が出せない病気にでもかかっているのでは、と疑いたくなるほどでした。
店員さんに質問すると
「そんなことありませんよ。」
あっさりと返事。
なぜか、店員さんは”ニヤリ”と薄笑いを浮かべているように見えました。
はじめての我が家です。
エサはよく食べ健康そのものですが、やはりワンとも吠えません。
すこしおびえている様子もします。
そして次の日も同じく、わずかな鳴き声も発しませんでした。
やはり、おびえているのでしょうか。気持ちは解ります。知らないところにいきなり連れてこられたら誰だって怖いですよね。
慣れてくれることを願うばかり・・・。
その翌日。
そんな心配は、あとかたも無くは消し飛びました。
昨日とは手のひらを返し、ワンワンワンワンと、はしゃぎながら縦横無尽に駆け回り、テーブルやイスをかじりまくり、靴下ハンカチ靴などをくわえて振り回す始末。
「ネコかぶっとったんかい!!」
愛犬 ”じゃじゃ馬” もとい”彼女”の武勇伝はまだまだ続きます。
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